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水いぼ・いぼ

水いぼ・いぼ

水いぼ・いぼとはABOUT

水いぼ(伝染性軟属腫でんせんせいなんぞくしゅ

水いぼはウイルスが皮膚に感染して発症します。2~6歳ぐらいの乾燥肌の方にできやすく、表面はやや光沢を持ち、直系1~3㎜ほどでドーム状をしています。
初めは自覚症状がありませんが、経過が長くなるとかゆみが出てきます。

水いぼイメージ

いぼ

いぼはヒト乳頭腫ウイルスが皮膚に感染して起こります。ウイルスの種類により尋常性疣贅じんじょうせいゆうぜい扁平疣贅へんぺいゆうぜいなどに分けられます。
尋常性疣贅は通常数ミリ台で表面がブツブツしており、少し盛り上がっています。どこにでもできますが、特に指や足の裏などにできやすいです。
扁平疣贅は数ミリ台のわずかに盛り上がった、文字通り扁平ないぼが顔や手の甲などにできます。多発することもあります。

いぼイメージ

治療TREATMENT

水いぼの治療

水いぼは自然に治る場合があることから、経過観察されるケースも多いです。しかし治るまでの期間にはかなりの個人差があり、その間にどんどん数が増えてしまったり、お友達に移してしまったりすることも。そのような場合には積極的な治療が必要と考えられます。

1摘除する

先の細いピンセットで水いぼをつまんで取る方法です。効果は高いですが、出血を伴い、痛みも強いです。痛みに弱いお子さんの場合には、麻酔テープを貼って痛みを緩和させながら取る方法もあります。

摘除する
2その他の治療は?

イソジンを患部に塗布し続けることで、みずいぼが治る場合があります。またイボ治療に用いられる液体窒素による凍結療法や、ヨクイニン(漢方薬)内服を行うこともありますが、いずれも摘除に比べ効果が落ちます。

その他の治療は?

いぼの治療

尋常性疣贅は自然には治りにくく、放置すると大きくなったり、他に移ったりすることから積極的な治療が必要です。一方扁平疣贅は自然に治ることもありますが、多発している場合などは治療が必要です。

1液体窒素による凍結療法

-196度の液体窒素による凍結療法が第一選択となります。効果はありますが、激しい痛みを伴う場合があること、色素沈着を残すこともあることから、治療には注意が必要です。

液体窒素による凍結療法
2スピール膏の併用

液体窒素による凍結療法に、サリチル酸が含まれるスピール膏を併用すると早く治りやすいです。

スピール膏の併用
3漢方薬の内服

ヨクイニンを併用すると早く治ることがあります。

漢方薬の内服