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とびひ

とびひ

とびひ(伝染性膿痂疹でんせんせいのうかしん
とはABOUT

とびひは主に黄色ブドウ球菌が皮膚の角質で増えて毒素を生み出し、その毒素により皮膚の表面に水疱ができる疾患です。

水疱はごく薄く、通常は破れた状態(びらん)で見つかります。伝染力が強く、自分自身や他人に「飛び火」するのが特徴です。

とびひイメージ

治療TREATMENT

とびひの治療は原因となる細菌を退治し、びらんを治すことが目標です。

1患部を入浴時に良く洗う

シャワー浴を基本とします。泡状の石けんを用い、手で患部を(痛くない範囲で)よく洗います。こするのではなく、表面の汚れを優しく落とすようにしましょう。その後シャワーで十分に洗い流します。可能なら1日2、3回これを繰り返しましょう。

患部を入浴時に良く洗う
2お薬を塗る

処方された抗生物質の含まれた塗り薬を患部に塗ります。触る心配がない場合には塗布後そのままで、触ってしまう場合にはガーゼなどの通気性のよいもので患部を覆います。

お薬を塗る
3薬を飲む

症状が強い場合には、抗生物質を飲んだり、かゆみ止めを飲んだりします。

薬を飲む

しっかりと洗うことが出来れば3日から5日で治ります。

日常生活上の注意点POINT

1“とびひさせない”

とびひは伝染力が強いため、幼稚園や保育園に行くときには、他の方に移さないよう患部をガーゼなどで覆った方がよいでしょう。また兄弟姉妹間のタオルの共用は避けましょう。

“とびひさせない”
2その他

とびひは皮膚の表面で細菌が増えている状態なので、熱が出たりしんどくなったりすることはあまりありません。そのような症状がある場合には全身に菌が回っている疾患の可能性がありますので、すぐに小児科などの医療機関を受診してください。

その他