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帯状疱疹

帯状疱疹

帯状疱疹とはABOUT

帯状疱疹はこどもの頃にかかった水痘(みずぼうそう)が原因です。原因となったウイルス(ヘルペスウイルス属)は体の神経の中で潜伏感染しています。
普段は体の免疫力でもって活動が抑えられていますが、加齢や疲労、病気などで免疫が落ちるとウイルスが再度活動を始め、神経の走行に沿う形で痛みを伴う水疱が現れます。多くの方は一生に一回の発症ですが、複数回罹患される方もおられます。

帯状疱疹イメージ

検査INSPECTION

帯状疱疹は典型的な症例では、体の左右どちらか一方に痛みを伴う水疱が並びますので、診断は容易ですが、時に虫刺されやかぶれなどと区別がつかない場合もあります。そういったケースではデルマクイックというすぐにその場で結果の出る検査を行うこともあります。

デルマクイックイメージ

治療TREATMENT

発症後できるだけ早期にウイルスの活動を抑える内服薬を服用することが重要です。治療が遅れるとウイルスの活動により神経が損傷を受け、長期間にわたり痛みや不快感に悩まされる帯状疱疹後神経痛という後遺症が残ることもあります。

帯状疱疹に関する
トピックTOPIC

ワクチンについて

帯状疱疹後神経痛は長期にわたって患者さんが悩まされるため、発症を予防する目的で現在生ワクチン不活化ワクチンの2種類が認められています。

ワクチンについてイメージ
年齢 回数 効果 副反応 費用
生ワクチン 50歳以上 1回 50〜60% / 5〜6年 大半が局所反応 6,600円
不活化ワクチン 18歳以上 2ヶ月間隔で2回 90%以上 / 10年 全身反応
(発熱など)あり
20,000円×2
=40,000円

神戸市、三木市では50歳以上の方にワクチンの補助が出るようになりました。1回限りで4,000円が補助されます。