口唇ヘルペス・性器ヘルペス
口唇や陰部、臀部やその周りに痛みを伴う複数の水疱が現れる状態です。体の神経の中に潜んでいるウイルスが疲労やストレス、発熱などで免疫力が落ちたときに活動を始め、症状が現れます。
帯状疱疹より症状は軽いものの、免疫が落ちるたびに繰り返し発症する方も多いです。

口唇や陰部、臀部やその周りに痛みを伴う複数の水疱が現れる状態です。体の神経の中に潜んでいるウイルスが疲労やストレス、発熱などで免疫力が落ちたときに活動を始め、症状が現れます。
帯状疱疹より症状は軽いものの、免疫が落ちるたびに繰り返し発症する方も多いです。
ヘルペスウイルスの増殖を抑制する抗ウイルス薬を内服したり、外用したりして加療します。薬はいずれも使用開始から効果が出るまでに時間がかかるため、発症後できるだけ早く治療を始めることが重要です。
元来、内服抗ウイルス薬の投与は保険診療上1回分(5日間)しか処方できませんでしたが、近年現在の症状を抑えるものと再発時の2回分処方が可能になりました。ただし再発時の処方は、アメナメビル6錠を再発時1度に内服するという形になります。
性器ヘルペスの場合、1年間で6回以上発症する患者さんには、毎日内服薬を1錠ずつ服用し続ける再発抑制療法があります。内服中はほぼ発症が抑えられます。